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ステンレス板金職人のつぶやき

2010年04月06日 スポット溶接加工 基礎編 その2

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スポット溶接加工 基礎編 その2をお伝えします。

電流値不足の原因として、

(1)処理鋼板であれば実物との目付け(メッキ厚)の差が考えられますし、
(2)作業姿勢の違う
(3)ニッケルメッキ同士のスポットでは一見溶融したかのように感じられても、
  実はメッキ部分のみが溶融し、大事な金属部分が溶け合っていない、
(4)分流
(5)アーム部分に接触→結果分流

など様々です。

(1)材料メーカーで鍍金処理を行っている処理鋼板、もちろん規格内で品質保証されたものであります。

ですがレーザー加工でのドロス量、曲げ加工での角度の差、溶接での溶け方等、
いろいろ違いがあるのも事実。スポット溶接作業でもその違いを感じます。
よくある話ですが「テストピースでは溶けたが実物ではとれちゃった」話。
これは材料の生産ロット違いが原因としてある話です。

基本は同じ材料ロットでテストを行う事です。

精密板金 株式会社都留

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